微かなハロー

気ままに | 内向的に | 湿り気のある日記

RPGおじさん

〇〇ガールほどじゃないけど、〇〇おじさんってカテゴライズできるありがちおじさんって結構いるような気がしてきた。中でも私がよく遭遇するのはRPGおじさん。主に旅先で「◎◎(ご当地グルメ)は食べた?」とか「××(観光スポット)にはもう行った?」という質問を投げかけてくる見知らぬおじさんのことである。私が勝手に名付けました。何故RPGおじさんかと言うと、出会い頭に話しかけてくる感じが、RPGで出会う村人感溢れてるなーと思ったから。

むらびと××にはもう行ったかな?

 ▷はい
  いいえ

みたいなイメージ。で、いいえを選ぶとご丁寧にいろいろ教えてくれるのだ。基本的にいい人たち。おじさんに限らないのだけど圧倒的におじさんが多い。見知らぬ人だとしても、人と交流するだけでその地の思い入れがぐっと増えるからRPGおじさんに遭遇できたらラッキーだと思っている。縁起物的な?しかし、瀬戸内の豊島に行った時はとある家の前を通った瞬間扉が開かれ、中からRPGおじさん…いや、おじいさまが出てきて待ってましたとばかりに話しかけられたので流石にびっくりした。ちなみにおじいさんは島の歴史を教えてくれた。なんと歴史を伝えるための自作の歌も作っていて、歌詞をプリントしたもの!までくれた。いやびっくりした。しかし見知らぬ人にそうやって話しかけてくるなんて彼らは自分のいる土地のことをとても好きなんだろうな。

それと話は違うんだけど、昔、熱海の秘宝館に行った時、見知らぬおばさまに手をぎゅっと握られたことがある。謎。この場合はおじさんじゃなくて良かったけど…あれはなんだったんだろう…