微かなハロー

気ままに | 内向的に | 湿り気のある日記

放つ人

とある職場で出会った人に「愛情をたくさん受けて育ってきたってわかる」と言われ、それはどうかしら、こんなに性格ひねくれてるけども、と思いつつも嬉しく、恥ずかしくなった。いい意味100パーとは限らないよな、無意識にわがままであるってことかもしれないし、なんて思うと同時に、もちろん嬉しくもあるのだけれど、その反対側、愛を放つ側に立ちたいななんて思う。受けてばっかじゃなくて放ちたい。半年間毎日のように顔を合わせて、隣の席でお昼を食べたりたまにデスクに隠したお菓子をもらったり、でも基本ただ淡々と一緒に仕事してただけなのにそういうことを言ってくれたその人は愛を放てる人だと思う。私はそういうの、全然うまくないからな。あーもし私にしっぽが付いてたら、ぶんぶん振り回して、この気持ちの高ぶりが伝えることができるのに!と悔やむことがたくさんある。